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技術士を目指そう!読んでトクする技術士の話

技術士資格の価値

技術士資格を取得すると、どのように良いことがあるのでしょうか。

建設系の方にとっては、技術士資格が必須要件となっている業務も多くありますから、いまさらという問かもしれません。しかし、そのような業務上の必須要件を持たない場合に、技術士資格はどのような意味があるのでしょうか。

いま大学の先生方あるいは各方面の研究職の方で、博士号を持たない方はいないでしょう。30年ほど前には、国立大学でも、学士号のみの(すなわち博士号を持たない)教授がいました。しかし、いまは研究職にとって博士号は実質的に必須要件となっています。

「今後は、技術士資格を持たなければ一人前の技術者として認められなくなる」というのが、私の予想です。技術士を取るとどんなメリットがあるのか?という質問を受けるたび、私は、「10年後も一流の技術者でありたいのならば、とにかく技術士を取っておくことが大前提ですよ」、と申し上げています。

一流の技術者にとって技術士は必須資格だということを前提とした上で、さらに次のメリットを挙げたいと思います。

(1)6万有余人の専門職集団の仲間入りができること
(2)(社)日本技術士会に入会することで、1万2千人の技術士~専門職技術者~のネットワークに参加できる。これは、少なくとも数万件の実務経験のデータベースを得ることを意味します。
(3)全てのものが守秘義務、公益確保の責務を負っていること。このため、外部に出せない相談、ヒアリングができます。密度の高い情報交換ができるということです。
(4)建築、医療以外の全ての工学分野を網羅しているため、とりわけ、総合的、業際的課題への取り組みが容易であること。

固有技術の専門性は、それぞれの学会、協会の方が高い場合が多いでしょう。これらは、”総合性の技術士、特化した学協会”という位置付けで、相互に補完されるべきものです。
ゆえに、技術士を取得して、(社)日本技術士会および関連学協会の双方の組織に加入するというのが、今後の技術者の標準的スタンスとなるものと思います。