佐藤R&D

(有)佐藤R&D、第14回技術講演会

鉄道の安全を守る
-運輸安全委員会鉄道部会の仕事-

1.実施

(1)講師
 松本陽氏 (運輸安全委員会前鉄道部会長)

(2)講演会内容
 鉄道は安全な交通機関だと認識されているが、ここに至るにはたくさんの事故と関係者の努力があった。一方、近年も事故がなくなっているわけではなく、安全の問題は引き続き存在する。鉄道事故の調査は、1991年の信楽鉄道事故では警察の鑑定人として松本氏らが、2000年の中目黒事故では規制庁としての運輸省が臨時に調査検討会を作って行った。その後、恒久的な調査機関の必要性が指摘され、翌年に航空・鉄道事故調査委員会が作られ、さらに2008年に運輸安全委員会が「三条委員会」という高い独立性が保証される国家機関として発足した。
 鉄道事故調査という特殊な仕事がどのようになされ、どのような報告書が作られているのか。そして事故調査という活動によって安全をどのように増進することができるのか。そしてこののち鉄道の安全をさらに推し進めるには何が必要かについて、運輸安全委員会鉄道部会、前部会長の松本陽氏にお話をうかがいます。

地図
(3)日時
 2017年5月13日(土)10~12時

(4)会場
 築地社会教育会館(東京都中央区立)2F講習室
 東京都中央区築地4-15-1(TEL 03-3542-4801)
  ①東京メトロ 日比谷線「築地」or「東銀座」駅から徒歩約5分
  ②都営浅草線「東銀座」駅から徒歩約5分
  ③都営大江戸線「築地市場」駅から約3分
 (当日連絡先 090-7173-1351佐藤)

(5)資料代
 1000円(当日会場払い)

(6)開催団体
 (有)佐藤R&D

2.講演プログラム

(1)挨拶 10:00~10:10

(2)講演 10:10~11:40

(3)質疑 11:40~12:00

3.連続講演会開催趣旨

 過去の開催実績は次の通りです。技術が社会に与える影響を考え、社会が技術そして技術者に期待することを探索してきました。

回数 演題 講師 所属
1
2009
4
25
異常気象-それはどのように発生し、技術士はいかに取り組むか 増田善信 元気象研究所
2
2010
4
17
‘異常気象学’と技術者の役割 増田善信 元気象研究所
3
2011
6
4
宇宙物理学者佐藤文隆が説く「職業としての科学」 佐藤文隆 京都大学名誉教授
4
2012
5
12
そもそも原発の安全運転は可能なのか 後藤政志 APAST理事長
5
2012
6
2
持続可能エネルギーの展望 山下紀明 環境エネルギー政策研究所
6
2012
7
7
縮小社会という新たな社会像 松久寛 京都大学名誉教授、
(社)縮小社会研究会理事長
7
2013
6
22
原発の安全性を改めて工学的に考察する 後藤政志 APAST理事長
8
2013
7
20
低線量被爆を考える 上田昌文 市民科学研究室代表理事
9
2014
5
17
IPCCとその先駆者達 佐藤淳 読売新聞編集委員
10
2014
6
28
なぜドイツは脱原発を選べたのか 川名英之 元毎日新聞
11
2015
8
30
技術の軍事化と安保法制 池内了 名古屋大学名誉教授、
「九条科学者の会」呼びかけ人
12
2016
10
1
「自動車の自動運転はほんとうに可能なのか」を考えましょう 上岡直見 環境経済研究所代表、
交通権学会会長
13
2017
4
15
水俣病を生み出したチッソの技術 岡本達明 元チッソ水俣工場第一組合委員長、
水俣病の科学著

4.申し込み

(有)佐藤R&D,技術講演会担当(info@sato-rd.co.jp)まで、下記事項を添えて、メールにてお申し込み下さい。折り返し、聴講券をお届けいたします。(いただいた個人情報は、本セミナー開催のためのみに使用いたします)

-佐藤R&D、第14回技術講演会申込-
(1)住所(都道府県のみ)
(2)氏名(ふりがな)
(3)メールアドレス

メール不可の方は電話にて申し込みください。03-3509-9383(佐藤R&D)。